マイナンバー制度、始まってます。
セキュリティ対策は万全ですか?

ちょうど一年前、2016年1月から開始されたマイナンバー制度。
マイナンバーが自宅に届いた、まだ届かないなど世間を騒がせました。
私も先月にやっとマイナンバーカードを受け取ってきました。
なぜ、こんなことを思い出したかというと、弊社アポロクリエイトではトナー、インク以外にもオフィスグッズの充実をはかっており、その一つとしてマイクロカット方式を採用したシュレッダーであるHSE-1200MFの取り扱いを始めたからです。
私はこういう機会をいじってみるのがわりと好きなので、これの特徴はといったら↓でした。

製品の主な特徴

マイナンバーとシュレッダー

結構さわがれていたのに、今となってはなんだっけということもあり、もう一度マイナンバーについて調べてみました。
マイナンバーとは国民一人一人にふられた12ケタの数字であり、 年金、納税などばらばらに管理されていたものを一元化し、国民の利便性向上に役立つものとして導入されました。
企業には官公庁などに提出する書面にマイナンバーの記載と管理する義務が新たに発生しました。
面倒なのが、マイナンバーを含んだ個人情報は「特定個人情報」というものに該当し、 漏えいするとマイナンバー法違反で罰則があるということ。
保存期間を経過したら、速やかに廃棄又は削除しなければならず、 廃棄、削除したものは復元不可能な状態にすることが求められています。
この点で、最も簡単で有効な手段がシュレッダーです。

「マイクロカット方式」で情報を復元させない

私もこのマイナンバー管理を通じてはじめて知ったのですが、シュレッダーの裁断方式には3パターンあり、 その中でもマイクロカット方式というものが情報の復元させてないといレベルに達するものでありました。

ストレート方式
縦方向のみにカットする最もシンプルなカット
セキュリティレベルは低
クロスカット方式
縦方向+横方向にカット
現在のシュレッダーの主流
セキュリティレベルは中
マイクロカット方式
クロスカット方式でさらに極小カットするもの
セキュリティレベルは高

今回試してみたシュレッダー HSE-1200MFは、マイクロカット方式を採用しております。実際に試してみたら、こんな感じでした。

マイナンバー対策では復元性というものがポイントらしいですが、これを復元するのは24(トゥエンティーフォー)のレベルが必要だと思いました。

効率性が全然ちがう「12枚同時裁断」

HSE-1200MFは、12枚まで同時裁断ができます。
けっこう便利です。会議などで使用したPPTの資料。何枚もあり、さらに出席者も多い。そんなとき、一気にやってしまえます。

「静音設計」で狭いオフィス空間でも安心

12枚同時に裁断しても、意外と静か。 HSE-1200MFの裁断時の音ですが、実際に55デシベルだそう。 意外と静かだと思ったので、この際、マイナンバー同様に少し調べてみました。 デシベルの標準的な基準として以下のようなものがありました。 50dB 静かな事務所、クーラー(屋外機、始動時)、木々のざわめき 60dB 普通の会話、静かな乗用車 ということで、客観的なデータからもかなりの静音設計だなと。 ちなみに、70dBだと電話のベル、騒々しい街頭、80dBになると地下鉄社内ぐらいの騒がしさになるそうです。

30Lたっぷり入る 「大容量ダストボックス」

色々と試してみて1ヶ月がたちましたが、まだまだ余裕があります。 同フロアに10人のスタッフがおり、毎日何かしらシュレッダーを使用していました。 でも、まだまだ余裕があります。 あと、皆さんもよくやられると思いますが、手で押さえたり、足で踏んで踏んだり。 さらにもっともつなと。(^ ^;

スペック

メーカー ハイブリッド・サービス
機種名 HSE-1200MF
裁断サイズ 2mm×15mm(マイクロカット)
定格裁断枚数 12枚
連続裁断時間 15分
裁断度(M/分)(50Hz/60Hz) 3.5/4.0
100枚裁断するときにかかる時間 42.1秒
モーター音 55db
最大挿入幅 230mm
ダストボックス容量 30L
消費電力(W) 500W
クレジットカード裁断
CD・DVD裁断
ゴミ捨て表示
半ドア表示
本体サイズ 430mm×300mm×625mm
本体重量 17kg

総評

HSE-1200MFを実際に使ってみた総評として、12枚の同時裁断とゴミ箱が30リットルで大容量ということで、めんどくさがりの私にはなかなかよいものだと思いました。 また、静音もスタッフが複数いる同フロアで使っても気にならず。 ほかにも半ドアを教えてくれるなどのボタン機能もありました。 また、これができないという点では、CD、DVDが裁断できないという点が気になりました。 しかし、最近はCD、DVDでのデータ授受がほとんどないことを考えると、むしろなければないでよいのかなとも。 最後に、この機能で価格と比較してコスパで評価するとおすすめです!

HSE-1200MFの仕様を他製品と比較してみた:PDF